日比谷に期間限定「新世代」スケートリンク-クリスマスイルミも

日比谷パティオ内に来年1月4日まで登場する大型スケートリンク。氷を使わない「新世代スケートリンク」に期待が集まる

日比谷パティオ内に来年1月4日まで登場する大型スケートリンク。氷を使わない「新世代スケートリンク」に期待が集まる

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 三井不動産(中央区)は12月5日、日比谷公園前の三信ビルディング跡地に多目的オープンスペース「日比谷パティオ」(千代田区有楽町1)を期間限定でオープンし、「日比谷に、日々 新たなアカリを灯す」との「願い」を込めたプロジェクト「ヒビアカリプロジェクト」を同時スタートする。三井不動産はgCUBEやギンザ・グラッセなど銀座エリアでの商業施設の開発・運営に力を入れている。同スペースの運営・管理は日比谷アカリプロジェクト事務局。

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 日比谷パティオは、日比谷地区の「さらなる活性化・発展につながる情報発信の場」(同事務局)として、同地開発計画に着手するまでの約2年間の期間限定(暫定)でオープン。欧州の街の中心的広場で休日になると人々が集まり、食事や読書や音楽を楽しむ「パティオ」からインスピレーションを受け、ネーミングにも引用。「こういった公園や広場で育まれる『パークライフ』という概念を日本にも広めていきたい」(同)という。

 スペース内には、ランニングやストレッチ、ワークショップ向けの広場やアート作品のインスタレーションやライブステージなどを行う6台のコンテナを常設。時間帯や曜日、季節ごとにメニューが変わる移動式フードワゴンなども開設する。総面積は約2,700平方メートル。

 オープニングイベント「ヒビアカリ プロジェクト オープニングプロモーション」の一環で登場するのは、氷を使わないスケートリンク「日比谷パティオ スケートリンク」。リンクサイズは20メートル×25メートルで、氷に代わりポリオレフィン系樹脂をベースに開発した素材を使用したパネル上に専用ワックスを散布した「新世代スケートリンク」で開催は来年1月4日まで。クリスマスイルミネーションイベント「キャンドルインスタレーション」(18時~21時)も同25日まで開催する。

 アートコンテナでは、ガラス作家・青木美歌さんの作品展「飛ぶための準備」や、フォトグラファー長谷良樹さんによる写真展「THE HAPPINESS WITHIN」を同25日まで開催するほか、ライブコンテナでは同5日、6日と17日、23日にそれぞれ、BOSSA VOCAL「Precombo」、二胡とアコーディオン「aco-nico」、JAZZ VOCAL「Latinami」、邦楽トリオ「goez’on」がライブを開催する予定。

 このほか来年1月17日には、「ヒビアカリ スペシャルプロジェクト」と題し、アートプロジェクト「テオ・ヤンセン(Theo Jansen)展」の開催を予定。特設会場内にオランダ・イップンブルグからプラスティックチューブで作られた風力で歩行する「骨格」のような外観の構造体「ストランドビースト」がお目見えするなど、今後のイベントにも注目が集まる。

 開園時間は9時30分~21時。

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