松屋銀座で「キューピー展」-1912年製のレアキューピーなど一堂に

「オリジナルボックス入りスタンディングビスクキューピードール」1912年ドイツ製 © Rose O'neill Kewpie International

「オリジナルボックス入りスタンディングビスクキューピードール」1912年ドイツ製 © Rose O'neill Kewpie International

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 松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)8階で12月10日より、「誕生100年 ローズオニールキューピー展」が開催される。

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 1909年2月、アメリカの婦人雑誌でクリスマスプレゼントにちなんだ物語から誕生したキューピーは今年12月、100歳の誕生日を迎える。女性アーティストのローズオニールさんによって生み出されたキューピーは、1912年にドイツで初めて人形が作られたのをきっかけに世界的ブームとなり、食器、時計、玩具などにモチーフが用いられ日本でもその人気が広まった。

 同展では約400を超えるキューピーに関するアイテムを紹介。会場には初期のキューピー原画10点や雑誌、新聞、コミック、書籍に掲載されたキューピー約50点、クリスマス・バレンタイン・イースターなどのカード、1913年に作られた最初のキューピーポストカード約60点などを紹介。そのほか、初めて作られた箱入りの人形とパテント、猫と遊ぶキューピー、ギターを弾くキューピーなどアクションキューピーといわれる動きのあるビスクキューピー人形約80点も。

 日本のキューピーでは、1930年代のセルロイド人形約150点も一堂に集め、スタンディングセルロイドや身長70センチのキューピー、金型のキューピーなどを展示するほか、七福神に扮(ふん)したキューピーや年賀状、大正時代の人気女優とキューピーのツーショットなどの写真も紹介する。

 会場には販売コーナーも設け、現在人気を集めるヤッターマン1号、ラムちゃん、目玉のおやじ、ゴルゴ13などの「キュージョン」(525円~)や「ご当地キューピー」(420円~)、「復刻クリスマスカード」(263円)、「ローズオニールキューピードール復刻版」(6,930円)など約100アイテムを販売する。

 開催時間は10時~20時(18日~23日は21時まで。最終日は17時まで)。入場料は、一般=700円、高校・大学生=500円。今月24日まで。

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