フジテレビ系の情報番組「めざましテレビ」がプロデュースする日本全国の物産を集めた物産館「銀座めざマルシェ」(中央区銀座5、TEL 03-6252-5080)が1月22日、外堀通り沿いにオープンした。
出店場所は外堀通り・銀座熊本館並びの地下1階地上13階建てのビル1棟。各都道府県のアンテナショップが密集する銀座エリアで、47都道府県の約2万点の物産品を一堂にそろえるのは今回が初めて。同館は、各地の食材を使用したメニュー展開を行うカフェやレストラン、産地直送の新鮮野菜を販売する「めざマル鮮」(地下1階)なども併設した「食」の大型施設となる。総面積は1018坪。
1階エントランス部分には、同番組でキャラクターとして活躍する「めざましくん」にラインストーン10万個を装飾した高さ3メートルのモニュメント「デコめざましくん」が登場。外堀通り沿い一面が窓ガラスのため、オープン初日には足を止め見入る通行人や携帯で記念撮影を行う人の姿が多く見られた。2階「めざマル集」ではめざましテンビと連動したイベントや一般に解放した参加型のイベントなどを行うフロアを設ける。
日本全国をエリアごとに分け物産品を販売する3階~10階(8階・9階は除く)。フロア構成は、北海道・東北=3階、北陸・甲信越=4階、関東・静岡=5階、関西・東海=6階、中国・四国=7階、沖縄・九州=10階。店内では各地の名物食品や食材、ご当地キャラクターグッズを多数紹介するほか、10階で宮崎県の「肉巻きおにぎり」(タレ=330円、チーズ=350円)、5階では神奈川県「白どら焼き」(210円)などの実演販売も行う。また、同番組のアナウンサーが各エリアを担当し、各フロアに担当アナウンサーやキャスターの等身大パネルを置く。
「めざマル酒」(11階)では、日本全国から集めた日本酒、焼酎、ワイン、ビールなど500~600種類を紹介。酒蔵をイメージした店内中央にカウンターを配置し、スタンディングのテイスティングスペースを設けた。壁面には各地の日本酒や梅酒などの一升瓶を並べ、中から好みの酒を選び試飲できる「利き酒セット」(3種=525円)を用意。店内奥には酒場も併設し、ランチタイムには地鶏3種を楽しめる焼き鳥丼セットや親子丼セットの「昼定食」(1,575円)を、ディナータイムは「地鶏焼き鳥5本セット」「地鶏3種焼きネギ間」(以上、1,575円)などを提供する。
築地青空三代目(築地4)がプロデュースする「めざマル食レストラン」(12階)では、有機野菜や産地直送の新鮮素材を使った日本料理とフレンチのコラボメニューを展開。ランチタイムのビュッフェメニューではめざましファミリー考案メニューも提供する。メニューは、「平日ランチビュッフェ」(90分制=2,625円)、「土日祝日ランチビュッフェ」(同=3,675円)、「ディナーコース」(5,250円、7,350円)など。
銀座の街が一望できる最上階の「めざマル食カフェ」(13階)では人気のご当地スイーツを紹介。オープニングメニューでは、モンシュシュ「堂島ロール」と京はやしや「小倉抹茶ロールケーキ」どちらかとコーヒーまたは紅茶が選べる「スイーツセット」(1,260円)を用意する。
営業時間は、1階~10階=10時~20時、11階=10時~22時、12階・13階=11時~22時。