銀座のパティスリー「風と土」（中央区銀座6、TEL 03-6228-5731）は3月1日より、季節限定商品「銀六ロール さくら」の販売を開始した。

　昨年12月にオープンした同店は、「お菓子は風土にあり」をコンセプトに日本の風土に根ざした洋菓子を提案するパティスリー。今回販売するのは定番商品「銀六ロール」を春の装い新たに仕上げたロールケーキ「銀六ロール さくら」（1本＝2,100円）で、約1カ月間の期間限定商品。

　100％新潟県産コシヒカリの米粉と銀座ミツバチプロジェクトを指導する藤原養蜂所（岩手県盛岡市）が提供する皇居周辺で採れたソメイヨシノのハチミツを使用し焼き上げたスポンジは「しっとりと、決め細やかな食感を追求した」（同店担当者）。生地とクリームに桜のエキスを用いたのが特徴で、国産の桜葉・花びらを混ぜ入れたクリームを使う。

　同店広報担当の田代さんは「三月は春間近、日本人にとって桜はわくわくと気持ちが高まるもの。うららかな桜の香り漂う春の訪れをロールケーキに表現した」と話す。

　　営業時間は9時～21時（土曜・日曜・祝日は11時～19時）。