アシックス(本社=神戸市)の旗艦店「ASICS STORE TOKYO(アシックスストア東京)」(中央区銀座8)が2月22日、外堀通り沿いのNTT銀座ビル1階に移転オープンした。
同店は2007年2月、同社のランニング関連商品を取りそろえた初の直営店としてオープン。専門機器を充実させた接客販売をベースにしながら、更衣室やシャワー室を設置してランニングイベントを定期的に開催するなど、ランナーとの交流の場としても活用されてきた。
移転先は、前店から外堀通り沿いに約60メートル離れた場所。店舗面積は約79坪で、大きな外窓と高い天井の「開放感のある雰囲気」が特徴。初心者から、フィットネス目的のランナー、競技者まで、幅広い層のランナーをターゲットにランニングライフスタイル提案型店舗として運営する。
店内ではアシックスのランニング用シューズ、ウエア、バッグ、小物類、ザバスのサプリメント類などのランニング用品を販売。専門機器を使ってランニングの総合的な能力を計測する「アシックスランニングラボ」や、三次元足型計測器とゲイトアナリシスからなる「アシックスフットアイディ」も導入。分析結果に応じて利用者の走り方に合うシューズを提案していくという。
更衣室、ロッカー、シャワー室など会員向けのスペースも用意した。スタッフは常勤4人以上で、2012年度の販売目標は2億円。
同社の手掛けるランニング専門店は、アシックスストア東京を皮切りにこれまでロンドン、原宿、ニューヨーク、台北、アムステルダム、サンパウロに出店。「今後は同じモデルでヨーロッパ主要都市での出店を拡大していきたい」と同社執行役員営業本部グローバルセールスマーケティング統括室室長の加藤克己さん。
営業時間は12時~21時(土曜・日曜・祝日は9時~19時)。