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銀座に「近畿大学水産研究所」-大学直営の人気店、東京初進出

「近大マグロと選抜鮮魚のお造り盛り」(2,800円~4,300円)

「近大マグロと選抜鮮魚のお造り盛り」(2,800円~4,300円)

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 銀座コリドー街に12月4日、「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店」(中央区銀座6、TEL 03-6228-5863)がオープンする。

「鰤大根ステーキ」(980円)

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 同店は、近畿大学が2002年に世界で初めて完全養殖に成功した「近大マグロ」(近畿大学が一貫して養成したクロマグロ)をはじめ、半世紀以上にわたって同大水産研究所(和歌山県)で研究育成した養殖魚を直接消費者に提供する同大直営の料理店。今年4月に大阪にオープンした1号店は10月末時点でも連日行列ができ、11月の予約も受け付け開始からわずか数時間で満席になるほどの人気という。

 店舗面積は57.44坪で、席数は57席。客単価は、ランチタイム=2,000円前後、ディナータイム=5,000~6,000円を想定。想定来客数は1日200人で、目標月商は1,700万円。

 メニューは「近大マグロと選抜鮮魚のお造り盛り」(2,800円~4,300円)、「近大マグロとアボカドのタルタル最中」(680円)、「近大マグロ血合のガーリック醤油(しょうゆ)焼き」(580円)などの近大マグロを使ったメニューのほか、「平目のうす造り」(950円)、「鰤(ぶり)大根ステーキ」(980円)、「和歌山の郷土料理 めはり寿司」「和歌山あんぽ柿とクリームチーズ」(以上550円)など。

 同研究所の宮下盛所長は「養殖魚は天然物と違い、年間を通じて一定以上の品質で提供できることが特徴。飲食業界の中心地というイメージがある銀座で、養殖魚の味の良さを堪能していただき、正当な評価をもらうことで養殖業界を盛り上げたい」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時、ディナータイム=17時~23時。

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