銀座「AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)」(中央区銀座2、TEL 03-6758-0270)は6月21日、ワークショップ「利きの会」の「お酢編」を開催する。
「利きの会」は昨年10月にスタート。「お米編」として「お米の品種・分づき編」「炊飯道具編」を開催し、コメの食べ比べや炊飯道具による炊き上がりの違いに焦点を当てたワークショップを開いてきた。参加者の7~8割が女性で、40~50代の女性を中心にリピーターも多い。今年2月からは「醤油(しょうゆ)編」なども開催している。
同店を運営するサザビーリーグ(渋谷区)AKOMEYA事業部マーケティング担当の安森奨悟さんは「醤油編では身近な調味料である醤油の話を生産者から直接聞けることが好評で、お客さまから生産者への質問が多く寄せられていた。5種類の利き醤油体験や醤油のしぼり体験など、講義以外の体験要素も楽しんでいただけた」と振り返る。
今回は6月12日から同店で開催する「夏支度フェア」と連動し、「これから暑い夏を快適に過ごせるための調味料提案」として酢をテーマに選び、講師には1879(明治12)年創業で、創業以来変わらない合掌造りの蔵、土間・土壁・熊野杉の大桶で伝統醸造法を守って酢造りを続けているという丸正酢醸造元(和歌山県東牟婁郡)の小坂康夫さんを講師に迎える。
酢の歴史・製造工程・種類・保管方法などの基本知識や黒酢についてのレクチャーに加え、基本の酢や黒酢の「利き酢」体験、酢の「搾り体験」なども内容に含まれる。参加費は、食事と土産が付いて4,320円。
「今回はバルサミコ酢の話や酢のおすすめ料理の紹介など、これからの暑い夏の季節に大活躍の酢の楽しみ方を発見できる食事付きのワークショップ」と安森さん。
開催時間は11時15分~13時15分。定員は30人。申し込み方法などの詳細はホームページで確認できる。