熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」(中央区銀座5、TEL 03-3572-1147)で11月18日、「くまもと食の楽園 上天草フェア」が始まった。
上天草市は2004年に大矢野町、松島町、姫戸町、龍ヶ岳町が合併して誕生した新しい市で、大矢野島、上島ほかの島から構成されている。
同フェアは、市場ニーズを捉えた売れる産品・加工商品の開発と販路拡大、上天草市外への流通販売につながる付加価値の高いブランド産品や加工商品の開発推進策の一環として、生産者や事業者等の6次産業化と販売促進を目的に開催するもの。
特設売り場では、早期米の「こしひかり」「ミルキークイーン」(以上、3合=463円、2キロ=1,235円)をはじめ、「こはだの天日干し」「こはだの酢漬け」(以上、772円)、「こはだの甘酢漬け」「天草いぶし桜鯛」(1,080円)といった海産物、「天草大王炭火焼き」(1,296円)、「湯島大根クリームスープ」(386円)、「天草大王ミネストローネ」(429円)、「大漁焼き」(648円)、「上天草の和風だし」(600円)など、フェア限定商品約40種をそろえる。
2階「ASOBI・Bar」では20日まで、同市にある「寿司(すし)和食処 天慎」によるオリジナルメニューを昼=1,500円、夜=3,000円のコースで提供する。各回定員10人で完全予約制。
同市役所産業雇用創出課の大野公二朗さんは「上天草市の魚介類は、九州の中でトップクラス。こはだの加工品など、普段関東ではあまり出回らない商品も数多くあるので、多くの方に召し上がっていただきたい。この機会に上天草の食の魅力を身近に感じていただければ」と話す。
営業時間は11時~20時。フェア期間中は無休。11月 24日まで。