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日比谷で植松三十里さんが小説の「書き方の違い」講演

歴史小説家の植松三十里さん

歴史小説家の植松三十里さん

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 千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園1、TEL 03-3502-3340)、地下1階の日比谷コンベンションホールで1月21日、歴史小説家・植松三十里(みどり)さんの講演会「時代小説と歴史小説・書き方の違い」が開催される。

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 同講演会は「本のプロフェッショナルからそれぞれの読書習慣や本を読むことの醍醐味(だいごみ)を披歴してもらう」ことを目的とする全3回の講座「読書の愉(たの)しみ」の第1回。

 植松さんは出版社勤務や米国での生活などを経てフリーランスのライターとなり、2003年に「桑港(サンフランシスコ)にて」で第27回歴史文学賞を受賞。第28回新田次郎文学賞を受賞した「群青 日本海軍の礎を築いた男」など多くの小説作品や「42歳で修業をはじめ48歳でデビューした」自らについて書いたエッセー「おばさん四十八歳 小説家になりました」などを刊行している。

 「高い志を持ちながらも歴史の陰に埋もれていた人物を発掘し、厳しい時代を懸命に生きた人々を生き生きと描く(同館)」植松さんが、「似ているようで異なる」時代小説と歴史小説をテーマに、書き手の視点や姿勢の違い、思惑などについて話す。

 開催時間は18時30分~20時。参加費は一般500円。住所確認ができる証明書を持参の千代田区民と学生は無料。定員は200人。

 次回はエッセイスト・小説家の石田千さんが講師を務める「読みかき、食いしん坊」の開催を、2月26日に予定している。

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