5月20日と21日の2日間、日比谷公園で「アフリカン・フェスティバル2006」が開催される。主催は外務省で、今年で6回目を数える同フェスの開催は、アフリカを広く紹介し、国際交流を深めるのが目的。今回は｢アフリカを身近に感じてもらえるような参加型のイベントが多い｣（広報担当北田さん）のが特徴で、「ワークショップコーナー」では、アフリカの音楽やダンスなどを実際に体験することができ、「親子で参加するワークショップ」では、親子一緒にアフリカのお面や楽器作りを楽しむことができる。同フェスには在京アフリカ大使館34カ国すべてが参加し、国の紹介や工芸品の販売などを行うブースも出店する。「毎年人気で行列ができる」（北田さん）という「アフリカン・フードコーナー」は、両日とも在京アフリカ大使館のフード12ブース、アフリカ・レストラン4店、エチオピア コーヒー セレモニーが出店。大使館のフードブースには大使夫人が腕を振るうブースもあり、アフリカ20カ国以上の珍しい料理を味わうことができる。また、NHK「プロジェクトX」の元メーンキャスターとして知られる国井雅比古さんの司会で、アフリカ開発関連プロジェクトを紹介するほか、フジテレビ「あいのり」でアフリカを旅し、現在アフリカの民芸品などを販売し、売り上げを現地学校の支援などに充てているヒデさんと、現地コーディネーターの早川千晶さんによるトークショーや、国際的に人気のあるマダガスカル人ギタリストで、伝統音楽を奏でるために編み出された独特の指使いと10種類以上のチューニングを使い分ける演奏技法で知られるデ・ガリさんのコンサートなども開かれる。そのほか、アフリカで活躍する約40のNGO団体による物品の販売や活動紹介、民族衣装を着て写真撮影ができる「アフリカン・ファッションコーナー」なども予定されている。売り上げはすべて、アフリカの開発や寄付などに充てられる。開催日は20日＝12時～17時、21日＝10時～17時まで。入場無料。
アフリカン・フェスタ