京都のクリエーター集団とディズニーのコラボブランド-銀座に期間限定店

立体手漉き和紙のLEDで光るミッキーマウスのオブジェ「Mickey」(180万円)。(c)Disney+WA-Qu

立体手漉き和紙のLEDで光るミッキーマウスのオブジェ「Mickey」(180万円)。(c)Disney+WA-Qu

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 京都のクリエーター集団「WA-Qu(和空)」とディズニーがダブルネームで制作するインテリア・生活雑貨ブランド「Disney+WA-Qu」の期間限定ショップ「Disney+WA-Qu in Ginza Tokyo 2009」(中央区銀座2、TEL 03-3564-0100)が7月6日、銀座にオープンする。場所はギンザギャラリーハウス。

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 同ブランドは、「現代空間における『和』の提案」をテーマに2002年に発足した「WA-Qu(和空)」が、「HALO(ヘイロー=ハイエンドのブランディング)」ブランドの開発のため提携先を探していたウォルト・ディズニー・ジャパンと2005年に出会い誕生したもの。

 同ブランドの製品は、「これまでのディズニーキャラクターグッズとは一線を画す上質感や存在感を備える」(同)もので、京都の伝統技術や素材を駆使して和の空間でディズニーのキャラクターを表現するのが特徴。2007年1月より活動を始め、6月には東京ビッグサイトで開催された「インテリアライフスタイル」で初めて発表を行い、昨年3月からは京都・高台寺の「天空庵」(京都市東山区)で展示販売を行いながら製品アイテムを増やしてきた。

 現在のアイテム数は約100点。1階奥には和室を設け、商品の一部を「空間」の中で感じることのできるテーマゾーンとし、2階は、銀座出店のために新たにデザイン・開発した商品約70点をディスプレーするショップゾーンとした。

 商品は、江戸切子の技術でカッティングしたシンデレラのガラスの靴「切子靴」(100万円)やミッキーアイコンの江戸小紋柄の友禅染「浴衣」(仕立て代別、42,000円)、ディズニーキャラクターを和でアレンジ、デザインした「扇子」(8,400円~12,000円)など、伝統的な工芸技術や素材を現代的にデザインしたアイテムをそろえる。

 和空インターナショナルの西村清一社長は「従来の製品は空間を演出するインテリア製品に重点を置いていたが、今回は毎日使っていただける生活雑貨のアイテムを充実させた。作品の放つ存在感を『空間』で感じていただければ」と話す。

 営業時間は11時~20時。9月5日まで。今後、全国・海外の主要都市での展開を目指す。

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