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地球上のあらゆる集合体を寄せ木法で表現-銀座の画廊で彫刻家作品展

50~60ピースから成る直径3メートル、高さ175センチ、直径265センチの大作「すむところ5」

50~60ピースから成る直径3メートル、高さ175センチ、直径265センチの大作「すむところ5」

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 銀座のギャラリー「ギャルリー志門」(中央区銀座6、TEL 03-3541-2511)で5月24日より、彫刻家・柳川貴司さんの作品展が開催されている。

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 1957(昭和32)年埼玉県生まれの柳川貴司さん。東海大学教養学部芸術学科美術学過程を卒業した1980(昭和55)年より精力的に作品づくりを行い、2004年からは「生物が生活する場(器)」をイメージし、地球上のあらゆる集合体を寄せ木法で表現した「すむところ」シリーズの制作を手がけてきた。

 同ギャラリー中央に展示する50~60ピースから成る直径3メートル、高さ175センチ、直径265センチの大作「すむところ5」はメタセコイヤの立木3本分を使用したもので、土台部分と4つの円形の作品で構成。ピースをそれぞれ作り寄せて削った。制作期間は10カ月を要したという。

 大人6人がかりでそれぞれのピースが運び入れられ同所で組み立てられた。柳川さんは「作った順に組み立てていかないと収まらない。制作した時より木が乾燥してやせているので組み立ても苦労した」と振り返る。

 そのほか、ヒノキの木片を寄せた「すむところ‘09-1」も展示。「ヒノキは上品な木で軟らかい」といい、木と木が寄り添って支え合っているような形が温もりを生む。「木と木との間のすき間や木目の流れなどは木が持っている魅力。地球上のあらゆるものが互いを必要としながら存在しているように1ピースでも欠けたら成立しない」とも。

 開廊時間は11時~19時(最終日は17時まで)。6月5日まで。

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