マロニエゲート(中央区銀座2)レストラン14店で8月3日より、屋上で採みつしたはちみつを使用しメニューを提供する初の「はちみつフェア」が開催されている。
同館では今春より、NPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」による屋上でのミツバチ飼育を開始。西洋ミツバチ4群4万匹から開始した同活動も現在では日本ミツバチ1群を加え約10万匹以上が順調に活動し、採みつ量も増えている。
これまでにもはちみつを使用したメニュー展開を行ってきたが、今回メニュー提供するのは同館屋上の西洋ミツバチから採れたはちみつで、「マロニエ」や「リンデン」の花から採れたもの。西洋ミツバチは群れで活動し、その時期の花のみつを採取するため「花の香りが濃い味わいになる」(同館販促担当の山岨さん)という。
提供メニューは、「琉球料理・島野菜 土の実」(12階)の「紅芋スティック クリームチーズディップを添えて」(630円)、タイ料理「ジムトンプソンズテーブル タイランド」(10階)の「銀座ハニーハイボール(850円)、イタリアン「ダ・ペッピーノ」(同)の「はちみつロール」(1カット=630円)など。
環境への取り組みとして屋上菜園にも力を入れる同館では現在、サツマイモを成育中で、9月中旬からレストランフロアで「さつまいもフェア」の開催も予定している。
営業時間は11時~23時。はちみつがなくなり次第終了する。