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銀座の「1000日限定」屋台風居酒屋「千日屋」が100日目-小劇場改装

小劇場を改装して「屋台風」居酒屋に。スタッフと鈴木店長(中央)

小劇場を改装して「屋台風」居酒屋に。スタッフと鈴木店長(中央)

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 昨年12月より1000日限定で営業している大衆居酒屋「銀座屋台酒場 千日屋」(中央区銀座3、TEL 03-5579-9339)が3月11日、オープン日から100日目を迎える。

1000日限定の営業を手書きメッセージで伝える

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 運営は所沢や池袋など東京近郊で居酒屋6店舗を運営する東京フードサービス(埼玉県所沢市)。場所は銀座松屋裏手の「新聞会館」地下1階で、以前はお笑いライブなどを行う銀座小劇場が営業していた。

 ビル建て壊しのため、2013年12月末までの契約で同スペースを借り受けた。「物件との出合いは偶然。定期借家なので家賃も比較的安く、近隣に『日常使い』の居酒屋があまりなかったことからニーズがあると思った」と店長の鈴木富弘さん。鈴木さんはもともと池袋店に勤務しており、今回初めて店長に起用されたという。

 ステージや客席などが残る状態で借り受け、スケルトンにしてキッチン設備を導入。「(閉店後も)移動できる前提で作った」という内装は、壁面に紅白幕を下げてビールケースを台座にするなど「屋台風」の雰囲気が特徴。むき出しの天井には小劇場時代の案内表示などが残る。店舗面積は38坪で、席数は80席。

 フードは、築地で仕入れるという大根、卵、がんもなどの「おでん」(120円~)や、国産肉を使った「やきとん」(120円)、「やきとり」(150円)など。「レバテキ」(480円)は「生で食べられるものをさっとあぶっている」という。ドリンクは生ビール(390円)、サワー類(380円)、焼酎、日本酒などを取りそろえる。客単価は2,800円。

 現在は1日50人ほどの来店があるといい、「20時から21時くらいから混み始める」と鈴木さん。客層は近隣の百貨店の従業員やスーツ姿のサラリーマン、OLが中心。

 営業開始から100日目を迎え、鈴木さんは「店はまだまだ知られていない。女性客も多いので、安いだけではなく質の高いものを用意して、うちのオリジナリティーを打ち出していきたい」と話す。閉店後は「場所を移動して、また『千日屋』としてやっていければ。期間限定になるかどうかはわからないが」とも。

 営業時間は、平日=17時~23時30分、土曜=15時~23時。日曜・祝日定休。2013年12月末まで。

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