「メンズ館」化へ向けた全面改装を目前に控えた有楽町阪急(千代田区有楽町2、TEL 03-3575-2233)が6月1日、売り尽くしセールを始めた。
銀座・有楽町エリアにおけるファストファッションの進出などを受け、2008年より売り上げの低迷が続いていた同館では、「抜本的なてこ入れ」として今年1月、ビジネスマンや国内外からの男性観光客をターゲットに据えた「メンズ館」化を発表。リニューアル後の店舗名は「阪急MEN'S TOKYO(メンズトーキョー)」で、今年秋のリニューアルオープンを予定する。
改装のため、7月19日から休業に入る。レディスファッションを中心に構成する全館を対象にした「売り尽くし」セールでは、限定商品や均一価格商品などを展開。レディスウエアやシーズン雑貨、アクセサリーなどの「感謝袋」を用意するほか、限定スイーツの週替わり販売も行う。
第1弾は今月1日から14日まで実施。セール対象商品は、婦人靴3,000足、雨傘・パラソル1,000本、婦人用ベルト500本、レディスデニム500本、ドレスシャツ1,000着など。1階コンコースでは7日まで、「ファームデザインズ」のチーズケーキ、クッキーと、「禅ドーナツ」のドーナツを限定販売する。
営業時間は11時~20時30分(水曜・木曜・金曜は21時まで、日曜・祝日は20時まで、今月19日・26日は20時30分まで)。
有楽町マリオンではメンズ館が開業する今秋、旧西武跡に「ルミネ」の出店も控えており、「新生・マリオン」の誕生に注目が集まる。