乾燥熟成させた国産牛を鉄板で焼き上げる「鉄板焼 宮地」(中央区銀座5、TEL 03-6252-1129)が7月20日、銀座5丁目にオープンした。運営は「集」。
店舗面積は34坪で、カウンター、個室、ティールームで構成する。メーンフロアの内装はベージュとブラウンを基調にした「クラシック」な雰囲気で、18席を並べる15メートルの長いカウンターが特徴。肉は注文後に目の前で焼き上げる。
シェフの宮地康夫さんは広島県出身。大阪で調理学校を卒業後、関西を拠点にイタリアンレストランでシェフを務め、1994年にリーガロイヤルホテル早稲田(現リーガロイヤルホテル東京、新宿区)開業に合わせて上京し、ホテル内のレストラン「カフェコルベーユ」でシェフを担当した。2005年からは鉄板焼きシェフに就任していた。
肉が柔らかくなり、うま味が凝縮されるという乾燥熟成牛肉を提供する同店。乾燥熟成はアメリカでは「一般的」だというが、乾燥によって肉が目減りすることもあって和牛では「なじみが薄い」という。同店で取り扱うのは島根県産松永和牛、鹿児島県北薩摩牛などの熟成和牛。
コースメニューは先付け、ステーキなどをセットにした「熟成和牛ステーキセット」(100グラム6,000円、以降10グラム増加ごとに2,000円を追加)など6種。ドリンクは赤ワインを中心に、白ワイン、シャンパン、ウイスキー、冷酒、焼酎などを取りそろえる。生ビールは800円。
ターゲットは20~50代の会社員、経営者など。客単価は、夜=1万円~1万5,000円、昼=1,000円~。
営業時間は11時30分~14時、17時3 0分~23時。8月中は日曜休業。