コミュニケーションギャラリーふげん社(中央区築地1)で8月29日、「ヒマラヤ小学校名作展 2017」が始まった。
日本人有志の支援によって2004年に開校した「クラーク記念ヒマラヤ小学校」の子どもたちが描いた絵画30点と、同小学校の運営責任者である吉岡大祐さんが撮影した写真55点を展示する同展。
ふげん社店主の関根史さんは「展示されている写真は子どもたちの自然な表情を引き出しており、撮影者の吉岡さんと被写体である生徒たちの親密な空気感、距離感が感じられる」と話す。
会場では生徒やその保護者たちが作ったフェルト生地製の手芸品やポストカードセット(10枚・800円)のチャリティー販売も行い、売り上げを同小学校に寄付する。
9月2日には関連イベントとして、吉岡さんの講演会「ヒマラヤ小学校、壮途につく2」を開く。参加費は1,500円(ドリンク付き)で、要予約。申し込み方法などの詳細はホームページで確認できる。
「この展示を通して、より多くの方々にこの活動やネパールの現状を知っていただきたい」と関根さん。「会期中は吉岡さんが在廊されているので、話を聞きに足を運んでいただければ」と呼び掛ける。
開廊時間は12時~19時(土曜は17時まで)。日曜・月曜・祝日休廊。9月9日まで。