銀座 蔦屋(つたや)書店(中央区銀座6)の「BOOK EVENT SPACE(ブックイベントスペース)」で9月29日、トークイベント「『怖い絵』展(上野の森美術館)開幕直前予習講演会 中野京子さんと『怖い絵』展を読む-その絵には何が隠されているのか」が開催される。
「展覧会、美術館をもっと身近に楽しんでほしい」と、学芸員・アーティスト・批評家などを招く「銀座 美術夜話会」の「第4話」として催す同イベント。
作家・ドイツ文学者の中野京子さんが2007年に出版した「怖い絵」は、「恐怖」に焦点を当て、時代背景や物語から絵画を読み解いていく美術書。ベストセラーとなり、シリーズ化もされている同書の刊行10周年を記念して、10月7日からは上野の森美術館(台東区)で「『怖い絵』展」が開かれる。
同店アートコンシェルジュの中村翔子さんは「今回のトークイベントでは、中野さんが特に『怖い』と感じる作品を選んでいただき、じっくりと読み解いてもらう」と話す。
「それぞれの時代背景や物語、舞台裏を知れば知るほど絵画を見ることが面白くなるはず。ぜひ足を運んでいただければ」とも。
開催時間は19時30分~21時。定員は50人で、参加には「『怖い絵』展入場券付き参加券」(3,500円)の購入が必要。申し込み方法などの詳細はホームページで確認できる。