銀座の歩行者天国周辺で野点(のだて)を催すイベント「銀茶会」が10月28日、行われる。
日頃お茶の世界になじみの少ない人にも、本格的な「和のおもてなし」を気軽に体験してもらおうと、「オータムギンザ2018」の一環として行われる同イベント。
2002年に「裏千家」のみでスタートし、現在は「表千家」「裏千家」「武者小路千家」「江戸千家」「遠州派茶道」と「煎茶道」が参加する恒例のイベントとなった。
銀座中央通りの1丁目から8丁目までの歩行者天国周辺で催す無料のお茶席は、20分ごとの入れ替え制で茶席券が必要。茶席券はそれぞれの茶席で12時10分、13時10分、14時10分から先着順で配布する。
スタッフの指導の下、自身で茶をたてる体験ができる「茶道はじめて体験」(茶席券不要)は銀座1丁目と8丁目の2カ所で実施する。
全銀座会催事委員会事務局担当者は「五流派と煎茶道が一堂に会するとても貴重な催し。銀座の街中で野点を体験できるのも1年に1回限り。深まる秋を感じながら楽しんでいただければ」と話す。
開催時間は13時~16時。雨天時は特設会場で茶席を実施する。