「美味(おい)しい国産農産物チャリティー頒布会」が10月27日、数寄屋橋公園(中央区銀座5)で開催される。主催は銀座料理飲食業組合連合会。
農林水産省が後援する「美味しい銀座×食と農林漁業の祭典」の一環として行われるもの。昨年の開催時は1200人分の農産物を約1時間で配り終えた。
18回目となる今年はアンテナショップを含む16道県17団体から提供された農産物約1500人分を、100円以上の寄付をした人に配布する。頒布会の収益は中央区を通して中央区社会福祉協議会に寄付する。
同連合会の杉山衛理事長は「銀座と銀座の飲食店を応援してくださる各地の皆さんのおかげで、今年も旬の国産農産物をPRするイベントを実施させていただける」と話す。
農産物は銀座の飲食店が日頃使っている野菜・新米・果物などで、当日は生産者が農作物の紹介をしながら参加者に手渡すという。
近年、各県がオリジナルのブランド米の生産に力を入れていることもあり、福井県の「いちほまれ」、山形県の「雪若丸」、岩手県の「金色の風」、新潟県の「新之助」などの米も用意する。
「今年は全国各地で大きな自然災害が発生したが、被害を受けた岡山県、広島県も参加する。被災地の農産物もしっかりと応援していきたい」と杉山理事長。
開催時間は12時30分~。頒布はなくなり次第終了。雨天決行。