「倉本聰(そう) 点描(てんびょう)画とやすらぎの刻 展~森のささやきが聞こえますか~」が現在、松屋銀座(中央区銀座3)8階イベントスクエアで開催されている。
倉本さんは脚本家として活躍する傍ら、十数年にわたって点描で森の風景など自然の風景を描き続けている。
「テレビ朝日開局60周年ドラマ『やすらぎの刻~道』放送記念」として開く同展では、倉本さんが住む北海道・富良野(ふらの)の森で描きためたという点描画など約70点を展示するほか、「やすらぎの刻~道」で使われたセットや小道具、衣装なども展示する。
松屋コンテンツ事業部の高橋千佳さんは「倉本さんが描いてきた繊細な点描画には、木や森に暮らす生き物たちの物語が添えられている。人間を観察する鹿、社会問題に切り込むリス、そして彼らを静かに見守る木々。富良野の大自然から届いた彼らの言葉に、そっと耳を傾けていただければ」と話す。
開催時間は10時~20時(3月15日・22日は19時30分まで、最終日は17時まで)。入場料は一般900円ほか。4月1日まで。