レストランの開発・コンサルティングなどを行うスティルフーズ(中央区湊2)と、飲食店総合プロデュースを行うオペレーションファクトリー(港区)は共同事業として、銀座・並木通りに複合飲食店「Society ground 砂漠の薔薇 GINZA」(中央区銀座2、TEL 03-5159-7200)を7月6日にオープンする。
200坪の広さを生かし、2カ所のバーカウンター、ダイニング、ソファラウンジ、カラオケルームを1フロアに設ける同店のコンセプトは、「エンターテインメント不毛地帯(砂漠)である銀座に刺激を与える」。インテリアデザインは「トミー ヒルフィガー」などのブランドショップや「AZOOL」などのレストランデザインを手がけたcafe co.(大阪市)の森井良幸さんが手がけ、「古さと新しさを基調とした幻覚的空間。世代も時間も感じさせない場所」になっているという。
ダイニングでは、イタリアンをベースにアジアンテイストを加味した「オリエンタルイタリアン」を提供。「ホタテと真鯛の海水晶カルパッツチョ」(1,200円)、「観音池 豚のグリル サクサクなポテトと野菜」(1,600円)など65品を取りそろえ、デザートなども用意。ドリンクは高級シャンパンやワイン、カクテルが中心で「ドン・ペリニョン」などをグラスでも提供する。想定客単価は5,000円。
毎週金曜・土曜には22時からラウンジにDJが入り、ポールダンスやライブなどのイベントが開催される。
両社が共同事業を展開することになった経緯について広報担当者は「ホテル内のレストランなどハイクオリティーなサービスを提供してきたスティルフーズと、クラブやエンターテインメントを切り口に新しい空間を誕生させてきたオペレーションファクトリーが互いの利点やネットワークを生かし、相乗効果を上げるためタッグを組んだ」とし、今後の共同展開の予定について「この店をきっかけに、今後も新しい空間を提供していきたい」と話している。
営業時間は18時~翌5時。日曜定休。