スワロフスキー(本社=オーストリア)は3月29日、世界初となる旗艦店「スワロフスキー 銀座」(中央区銀座8、TEL 03-3289-3700)をオープンする。
同社は、チェコ・ボヘミア地方のガラスカット職人の家に生まれたダニエル・スワロフスキー1世が1895年オーストリアで設立。クリスタル素材を扱うコンポーネント事業部とクリスタル製品の製造販売を行うコンシューマー・グッズ事業部があり、日本での展開は「スワロフスキー・ジャパン」(港区)が行う。
2フロアで構成される同店の総面積は450平方メートル。ファサードやインテリアはデザイナーの吉岡徳仁さんが担当。将来的に世界のスワロフスキー主要全店舗で採用予定の「クリスタル・フォレスト」をテーマに据え、「店内に一歩足を踏み入れた瞬間から小さなクリスタルの動物や宝石がちりばめられた森の中にいるような感覚」(吉岡さん)を味わえるようにするという。店外に設置するスチール・プリズム製の高さ8メートル、幅9メートルのウィンドー・ファサードが壁面レリーフの役割を果たし、外部からの動きや反射光を取り込むことで「光と空間」を演出する。
1階では、シーズナル・コレクションのジュエリーやアクセサリー、ギフト商品、限定品を扱い、2階では、クチュールラインのダニエル・スワロフスキー・コレクションやインテリア関連商品クリスタル・リビング・アクセサリーのほかオーダーメイドサービスを提供する。同店限定品として「ブラックロボットペンダント(仮称)」を発売。名称は4月12日より一般公募し決定する。
ここ数年2けたの成長を続けるコンシューマー・グッズ事業部を抱える同社世界初の旗艦店となる同店。ロバート・ブッフバウアー取締役は「日本は当社の戦略における重要なマーケット。銀座はアジアをはじめとする世界の旅行者が多く訪れ、世界を代表して披露する街でありモデルにもなる街」とコメントしている。
営業時間は11時~20時。同店オープンに伴い、銀座8丁目の直営店の名称を「並木通り店」に変更する。
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