フランス生まれのバッグブランドを展開するロンシャン・ジャパン（東京都千代田区）は5月2日、旗艦店「ロンシャン銀座」（中央区銀座5、TEL 03-5537-1511）をリニューアルオープンする。

　今年で創業60周年を迎える同ブランドは、1948年にジャン・キャスグラン氏により設立。当時、南仏に自生するブライヤー（ツツジ科）に牛革を巻いた、たばこパイプの製作から始まり、喫煙具アクセサリー、革小物から旅行用アイテムへとビジネスを広げ、70年代にはレディスハンドバッグを発表、現在のブランイメージを確立。

　同店は、「ホワイト・シルバー・ブラックを基調にミニマルでシャープなインテリア」と、「ゼブラウッドをアクセントに、ロンシャンのコレクションラインを最大限に引き立てるグラフィカルでモダンな雰囲気」をショップコンセプトに据えた。同ショップコンセプトの起用は、同ブランドが展開する路面店では世界に先駆けて行われる。

　同店エントランス部分には、1階から2階までをつなぐ大きなADキャンペーンビジュアルを設置、新しいブランドイメージを見せるほか、ファサード部分にはシルバーをベースに、バックリットのロゴマークを大胆に配した。フランスから取り寄せたメッシュアルミを使用した壁面やミラーのディバイダーがはめ込まれた光沢のあるホワイトの棚、透明度の高いミュージアムガラスを使用したSLGケース、レザーのプルノブを取り付けたファニチャーの配置など、細部にまでこだわりを見せる。

　取り扱いアイテムは、1階＝最新のレディスコレクション、2階＝メンズ、トラベルラインを中心に展開。アンティークのドクターズバッグからインスパイアされたシリーズ「レジェンド」（44,100円～）では春夏コレクションより新しいカラーが加わり全10色で展開するほか、シリーズ「ロデオ」（92,400円）のカラーバリエーション「グリーン」と「イエロー」が同店リニューアル記念限定カラーとして登場する。

営業時間は11時～20時。

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