銀座5丁目~8丁目の画廊が夕方から夜にかけて開廊する恒例の一日限定イベント「画廊の夜会」が5月29日、開催される。
5回目を迎える同イベントは、仕事帰りのビジネスマンやOLもゆったりと美術鑑賞できる時間帯に、各画廊を開放するもの。参加ギャラリーや来廊者の数も年々増加し、画廊と銀座の街をつなぐイベントとしてこれまでもにぎわいを見せてきた。参加するのは銀座柳画廊、日動画廊、ギャラリーうちやま、相模屋美術店、靖山画廊、小林画廊、77ギャラリーなど29画廊。
今回初の試みとなるのは、コース別に巡るガイド付きのギャラリーツアー。セレクトコースは、展覧会の内容ごとに分類したAコース「絵画探訪」、Bコース「作家の多彩な仕事」、Cコース「現代美術に親しむ」、Dコース「強烈な個性に触れる」、Eコース「多ジャンルを堪能」の5つ。一般応募で集まったボランティアが道案内となり、該当する6画廊を巡る。「これまでの参加者から、『全部回りきれない』『コースごとに分かれていれば』などの声が上がりツアーを組んだ」と同イベント事務局の斉藤さんは話す。
斉藤さんは「どの画廊も入りやすい雰囲気なので、今まで画廊に来られたことがない方にぜひお越しいただければ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は17時~21時。画廊の入り口に飾る「ちょうちん」が目印。