銀座でTIS会員168人のイラストレーター展-「日本の童謡・唱歌」描く

「しゃぼん玉飛んだ」をテーマに描いた北見隆さんの作品

「しゃぼん玉飛んだ」をテーマに描いた北見隆さんの作品

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 クリエイションギャラリーG8(中央区銀座8、TEL 03-3575-6918)で8月24日より、東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)会員168人による展覧会「170人のイラストレーターが描く日本の童謡・唱歌『しゃぼん玉飛んだ』」が始まる。

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 15回目を迎える同展はTISが主催する恒例企画。今年のテーマは「日本の童謡・唱歌」で、「不景気や数々の暗いニュースが多いこんな時代だからこそ、心を和ませる童謡や唱歌を見直した」(同ギャラリーの伊藤さん)と世相を反映したテーマとなった。

 参加作家は安西水丸さん、仲條正義さん、若尾真一郎さんなどのベテランから若手まで計168人。会場には「蝶々」「森のくまさん」「ぞうさん」などの「童謡・唱歌」を作家がそれぞれの思いで描いたバラエティー豊かなイラスト作品168点が並ぶ。展示作品は一部作品を除き、1点=3万5,000円(額代込み)で販売も行う。

 会期中、出品作家が来場し質問や相談など話が直接できる「レイトタイムサロン」(9月9日19時~20時30分)のほか、「うたとお話でつづる日本の童謡」をテーマに俳優の小沢昭一さんをゲストに迎える「クリエイティブサロン」(同16日19時10分~20時40分)も予定。

 伊藤さんは「せわしないことが多い昨今だが、日本の原風景を振り返り、再発見できる一服の清涼剤のような展覧会になれば」と話す。

 開館時間は11時~19時(初日のみ10時30分より)。日曜・祝日休館。9月18日まで。

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