コリドー街に8月1日、北海道カフェ「椿サロンsapporo」（中央区銀座7、TEL 03-6255-6767）がオープンした。運営は建築・インテリアデザイン事務所「アトリエテンマ」（札幌市）。

北海道各地の牛乳ビンを使った照明

　同店は、同社社長の長谷川演さんが「北海道を正しく伝えたい」と北海道産の食材にこだわったメニュー展開を行うカフェスペースで、椿サロン（札幌市）に続く2店舗目。3年間の借地契約のため期間限定での運営となる。

　長谷川さんが手がけた内装は、手すきの和紙を張った壁や北海道のカエデを木材に使用したフローリング、ケヤキの一枚板のテーブルやオリジナルチェアを配しナチュラルな空間を演出。一枚板のテーブル上には北海道各地の牛乳ビンを多数使った照明を天井からつるす。店舗面積は58.9坪で、広々とした店内には81席を設けた。

　「おすすめ」メニューは北海道産の小麦を100％使用し天然酵母で長期発酵したピザ。「歯応えはモチモチで表面はサクっとしている」と広報担当の吉田さん。キタアカリをベースにクミンをスパイスに用いた「じゃがいもピッツァ」（1,000円）、「野菜ピッツァ」（1,200円）、「テリヤキピッツァ」（1,300円）、道産の真ダコを使った「真ダコピッツァ」（1,400円）の4種を用意する。

　そのほか、17種の雑穀米と特大焼きチーズおにぎりにカレーがかかった「フライパンカレー」（1,000円）、道産の野菜を用いた旬のデザート「野菜のパフェ」（850円）なども提供。ドリンクではソフトドリンク、北海道コーヒー、ビール、ウイスキー、ワインのほかカクテル「今しぼりカクテル」（オレンジ・グレープフルーツ、各900円）なども。ランチ（1,200円）は「ピッツァ」「パスタ」「カレー」から選べ、サラダが付く。

　グランドピアノやオーディオなども設置し、ミニコンサートなどの開催を予定するほか、マルシェやギャラリーとしての利用も検討している。

　営業時間は11時～23時。