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日比谷図書館、2008年に創館100周年-区への移管も
(2006年10月23日)
東京都立日比谷図書館(千代田区日比谷公園1、TEL 03-3502-0101)は2008年11月に創館100周年を迎える。
日比谷図書館は、1908年11月に東京私立日比谷図書館として開館。当時の建物は洋館で、木造瓦ぶきの2階建て。建物面積は約1,980平方メートルで、蔵書数は12万5千冊。その内、洋書は10万冊で、イギリスのエリザベス・A・ゴルドン夫人が呼びかけて集め、寄付したものだった。当初閲覧は1回4銭と有料だったが、土曜・日曜には1,200人から1,300人が利用。また、開館当初から児童図書を扱う「児童室」を備え話題を集めた。
現在の建物となったのは1957年で、敷地の地形、内部的な機構、都市美の新しい象徴などの観点から、土岐善麿館長が三角形の建物の構想を固め、東京都建築局の高橋武士技師がイメージを生かして三角形の一端に円形のアクセントをつけた建物が完成。「光を柔らかく入れる図書館に」という土岐館長の意向から、障子を用いた特徴的な内装となった。1階の円形部分は「子ども室」という児童図書蔵書6,000冊のスペースとして使用。当時は利用者が殺到し、満員の状態が4~5時間続いたという。
同館千葉和廣館長は「昭和30年代半ばから40年代にかけて『勉強部屋の時代』と呼んでいて、大学へ行く人が増え、新聞に『日比谷図書館満席』と記事が載るほど受験生で混み合っていた」と話している。2005年の利用者数は68万5,632人。都は千代田区への移管を打ち出している。これについて同館長は「多くの蔵書を過不足なく提供するため都立図書館は貸し出しをしていないが、日比谷だけは貸し出しを行っている。区立への移管により、引き続き貸し出しが行える」と説明し、2008年の創館100周年については「100年間の蓄積をまとめて皆さんに広く見て頂きたいと考えている」と話している。
開館時間は月曜~金曜=10時~20時。土曜・日曜・祝休日=10時~17時。休館日は毎月第1木曜日(祝休日に当たる時は第2木曜日)、毎月第3日曜、12月29日~1月3日。
日比谷図書館
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