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東銀座の老舗カフェ「樹の花」が営業時間延長-ジョン・レノンナイトも

ジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんを接客した「樹の花」オーナーの成沢弘子さん

ジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんを接客した「樹の花」オーナーの成沢弘子さん

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 ジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんが訪れた店としても知られる東銀座の老舗カフェ「Flor de Cafe 樹の花」(中央区銀座4、TEL 03-3543-5280)が11月24日から、木曜・金曜に限って営業時間を延長した。

メニュー用紙に書かれたヨーコさんとジョンさんのサイン

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 樹の花は1979(昭和54)年8月に創業。オープン4日目にヨーコさんとジョンさんが突然来店し、以来ジョンさんの命日、誕生日などにはファンが足を運ぶ店として知られるようになった。

 当時はオーナーの成沢弘子さんと、「ビートルズの大ファン」という弘子さんの長男が店を切り盛り。突然の2人の来店に驚いた長男は「手が震えるからコーヒーが運べない」と漏らしたといい、弘子さんがジョンさんにコロンビアコーヒーを、ヨーコさんにダージリンティーを運んだ。

 「2人は窓際の席に座って、目を見つめ合って静かに話をしていた」と弘子さん。店内ではその時メニュー用紙に描いてもらった2人のサインを飾り、2人が座った席には熱心なファンが来店して順に座っていくように。着ていたTシャツにサインをもらった長男は、現在は音楽関係の仕事に携わっているという。

 同店は現在改修工事が進む歌舞伎座の裏手に構える。昨年11月の工事着工以来、通りには「人通りが少なくなった」と弘子さん。これまで平日は20時までの営業だったが、これを機に木曜・金曜に限って営業時間を2時間延長。「お客さまの様子を見ながら、延長する曜日を増やしていきたい」という。

 オイルを使わない豆と野菜のカレーが定番メニューで、ハーブティーもいち早く導入してきた同店。営業時間の延長にあたって「コーヒーを飲むようにリラックスできる、健康志向のアルコールを」とワインに着目した。ワインはフード&ワインジャーナリストの中濱潤子さんがソムリエールを担当。同店でのアルバイト経験があり、現在はフード系ライターとしても活躍する菅野和子さんの協力を得て国産ワインを仕入れる。「日本のワインの生産者を取材する機会が多く、ここ2~3年で国産ワインは急激においしくなっている」と菅野さん。「若い世代の人々が栽培、醸造、瓶詰めまでに取り組んで作ったこだわりのワインを応援したい」

 ワインはグラスで赤3種、白3種(以上600円~)、スパークリング1種(700円~)を用意し、ボトルも含めて常時約30種を取りそろえる。ジョンさんの32回目の命日となる12月8日には、終日ジョンさんの曲を流すキャンドルナイトも。

 弘子さんは「女性1人でも立ち寄って、くつろげる店作りを心掛けている。仕事帰りにコーヒーを楽しむようにワインを飲んでリラックスしてもらえれば」と話す。

 営業時間は10時30分~20時(木曜・金曜は22時まで、土曜は12時~18時)。日曜・祝日定休。

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