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銀座に博多発水炊き料亭「華味鳥」-震災で閉店後、関東再出店

三原橋交差点付近に構える店舗外観

三原橋交差点付近に構える店舗外観

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 銀座・三原橋交差点近くに8月4日、九州地区に7店舗を展開する水炊き料亭「博多 華味鳥(はなみどり)銀座四丁目店」(中央区銀座4、TEL 03-3547-3211)がオープンした。

長細い空間を生かした店内

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 九州産ブランド鶏「華味鳥」の養鶏から販売までを手掛けるトリゼンフーズ(福岡市博多区)が経営する同店。関東ではこれまで銀座博品館(銀座8)5階に店舗を構えたが、震災の影響などを受けて昨年4月に閉店。「状況が落ち着いてきた」ことから今回関東再進出を果たし、「関東エリアでの認知向上」を目指す。

 場所は三原橋交差点近くの銀座4丁目タワー地下1階。店舗面積は48坪で、縦長の空間を生かして「京都のお茶屋」風の内装を展開。パーティションなどに木材を多く使い、「落ち着いた雰囲気」を演出する。6人用個室1室を含め、席数は64席。

 メニューは華味鳥や自社で製造するスープなどを使った「水たき」(1人前3,300円)を中心に、水炊きを含めたコース料理(3,900円~)や追加でアラカルト料理を注文する仕組み。水炊きはぶつ切り、つくね、切り身、肝の4部位に野菜を加えたもので、シメは雑炊または「ちゃんぽん麺」を用意する。

 客単価は6,000円。接客は、おかみの松田知子さんを中心に、主に着物姿の女性スタッフが行う。ターゲットは女性で、「新・歌舞伎座の開業に合わせて富裕層の女性にアピールしていきたい」という。接待利用も見込む。

 九州では根強いファンを持つ華味鳥を、関東にも広げていきたい」と松田さん。「当店を足掛かりに都心から東北エリアにまで店舗を拡大していければ」と意気込む。

 営業時間は11時30分~15時、17時~23時。年末年始休業。

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