松屋銀座で「赤塚不二夫展」-未発表イラストや「シェー!の部屋」も

「少年マガジン」1967年4月9日、15号に掲載した「天才バカボン」「わしらはバカボンだ」の扉。©フジオ・プロ

「少年マガジン」1967年4月9日、15号に掲載した「天才バカボン」「わしらはバカボンだ」の扉。©フジオ・プロ

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 松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)8階大催場で8月26日より、漫画家・赤塚不二夫さんの作品展「追悼 赤塚不二夫展 ギャグで駆け抜けた72年」を開催する。

関連画像(島耕作も「シェー!」)

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 日本漫画史の歴史に輝く数々の名作品を残し、「ギャグ漫画の帝王」の呼び名で親しまれてきた赤塚さん。同展では昨年8月に72歳で逝去した故人をしのぶとともに、数多くの作品、赤塚さんのギャグ人生や幅広い交友関係などの写真を通して、赤塚さんの世界を「ギャグ」という視点から紹介する。

 「赤塚不二夫をおもしろく・楽しく魅(み)せていく」というテーマに沿って会場デザインを手がけたのは赤塚さんと親交が深かったブックデザイナーの祖父江(そぶえ)慎さん。会場は、赤塚さんの経歴を紹介する「生誕~トキワ荘時代」、原画を展示する「作品紹介の部屋」、懐かしいアニメ作品や新作ショートアニメの上映を行う「シアターZONE」、赤塚さんと交流があった藤子不二雄Aさんや、うすた京介さん、弘兼憲史さん、やなせたかしさんらが、「シェー」のポーズをするそれぞれのキャラクターを描いたコラボ作品を壁一面に展示する「シェー!の部屋」などで構成する。

 展示作品は、「少年マガジン」や「少年サンデー」などのカラー扉を飾ったおそ松くん、天才バカボンのほか、ひみつのアッコちゃん、もーれつア太郎などの200枚以上の原画や、生前未発表のイラスト、赤塚漫画に登場する漫画のキャラクター、トキワ荘時代の未発表写真など約250点に及ぶ。

 ショップスペースでは、「天才バカ盆栽 パパの鼻毛はボーボーなのだ」(7,140円)や「天才バカボン パパのはらまき」(1,554円)、「18金パパのフィギュア」など約150点の同展限定商品の販売を予定する。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場料は、一般=1,000円、高校・大学生=700円。9月7日まで。

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