松屋銀座「江戸の技が生きるモダンな道具展」-「婦人画報」と初コラボ

会場内には「江戸文化が色濃く残る」道具を紹介。職人による実演販売コーナーも設ける。写真=「錫光」一口ビール「COSMOS」(各1万500 円)

会場内には「江戸文化が色濃く残る」道具を紹介。職人による実演販売コーナーも設ける。写真=「錫光」一口ビール「COSMOS」(各1万500 円)

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 松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)で5月12日、婦人画報と同店の初コラボ企画「江戸の技が生きる モダンな道具展」が始まった。会場は7階ギャラリー和の座。

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 同展では、創刊105周年を迎えた同誌5月号の特集「今こそ『江戸人』に学ぶ味と粋」で紹介された生活道具を展示・販売する。出版業界、百貨店業界ともに不況にあえぐ状況下で、商品企画の段階から両者で協議を重ねた雑誌と店頭が連動する初めてのコラボ企画。

 5月号では新名所として注目を浴びる「東京スカイツリー」周辺の下町の「江戸文化が色濃く残る」味や道具を紹介。会場では「長く使えば使うほど良さの分かる」逸品や伝統の技を受け継ぐ職人とデザイナーのコラボ作品などを販売する。

 手びきろくろにこだわった酒器や茶器などを制作する錫工房「錫光」、明治から続く江戸結桶司「桶栄」、代々受け継ぐ手法でべっ甲をアクセサリーや生活道具などを製作する江戸べっ甲「鼈甲磯貝」、植毛・板打ち・面取り・刈り込みまで一貫した手作業で作り高級テーラーなどで使われる洋服ブラシ「青山工房」による実演販売コーナーも。

 開廊時間は10時~20時(最終日は18時閉場)。5月18日まで。

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