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銀座にバー「KAGE」-「欅」元店長、「自分が行きたいバー」テーマに開く

ケヤキの一枚板を使った厚さ8センチのカウンター

ケヤキの一枚板を使った厚さ8センチのカウンター

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 銀座数寄屋通りに「欅(けやき)」元店長の影山武嗣さんがオーナーバーテンダーを務める「BAR KAGE」(中央区銀座6、TEL 03-6252-5044)がオープンし、1カ月が過ぎた。

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 影山さんは1967(昭和42)年、港区六本木生まれ。飲食店に囲まれた環境で幼少期を過ごし、専門学校を卒業後ホテルのフレンチレストランで5年間、ウエーターを担当。大手洋酒会社に務めて飲食店の店舗開発を手掛けた後、2002年に銀座3丁目にダイニングバー「欅(けやき)」を共同オープンし、昨年末まで店長を務めてきた。

 「銀座のバーテンダーは高い技術を持つ人たちが多い。自分はホテル出身者。何より『居心地の良さ』を追求したかった」と影山さん。内装は「自分の行きたいバー」をテーマに、「ナチュラルなテイスト」に「重厚感」を盛り込んだという。

 店舗面積は約12坪で、席数はテーブル席を含めて13席。壁面は入り口から奥に進むにつれてグレーのトーンが濃くなっていき、土壁をイメージした壁には段差を付けて「影」を作った。カウンターは厚さ8センチのケヤキの一枚板を使う。アーム付きの椅子7席を並べ、席間を広く取ることで「隣に人がいても気にならない」距離感にこだわった。

 アルコールはビール(850円~)、カクテル(1,000円~)、ウイスキー(1,000円~)など。フードはおつまみメニューに加え、「小腹が減った人向け」にエスカルゴブルゴーニュ風(1,800円)、牛タンシチュー(2,000円)、ペンネ(1,200円)なども用意する。チャージは1,000円。

 ターゲット層は40~60代の男女。男女比は7:3程度で、女性1人客の利用もあるという。客単価は4,500円。

 影山さんは「この仕事が好きで、自分を認めてくれるお客さんが来てくれて、それだけで楽しい。お客さんを大切にしながらこの場所に根を下ろして長くやっていきたい」と話す。

 営業時間は18時~翌3時。日曜・祝日定休。

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