「シェ・イノ」(中央区京橋2)「銀座レカン」(銀座4)など、銀座・有楽町かいわいの高級フランス料理店が10月16日、オリジナルカレー2000食を1,000円で提供するチャリティーイベントを実施する。
シェ・イノ料理長の古賀純二さんが発起人となり、「シェ・イノ」、「銀座レカン」、「アピシウス」(千代田区有楽町1)、「マキシム・ド・パリ」(銀座5)の4店が参加する東日本大震災復興支援に向けたチャリティーカレー企画。5月に開催した第1弾はオープン前から各店に行列ができるほどの人気で、178万6,000円を売り上げた。店頭に置いた募金箱への寄付金14万1,664円と合わせ、全額を日本財団に寄付した。
メニューは各店の料理長が考案するオリジナル。メニューはポークカレーやビーフカレーなどシンプルな内容だった前回に比べ「2回目ということで要領を得て余裕がでてきた」(古賀さん)といい、「できるだけ楽しんで」との思いでバージョンアップ。シェ・イノではエビのカラでだしを取った魚介カレーにエビフライを添える。アピシウスではハンバーグカレー、銀座レカンでは温泉卵付きのキーマカレーを、それぞれ提供。マキシム・ド・パリは開催日が通常営業日にあたるため、カモのコンフィを添えたカレーをシェ・イノが代理提供する。価格は1,000円で統一し、全体で2000食を販売予定。
古賀さんは「グランメゾンが集まっているが、イベントでは年齢制限もドレスコードも設けない。『敷居が高い』と思わないで、気軽に来てもらえれば」と来店を呼び掛ける。「今後継続していければ」とも。
開催時間は11時~15時。