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銀座・和光の時計塔、3月11日14時46分に黙とうの鐘

時計塔の前に集まって黙とうを行う来街者(昨年3月11日の様子)

時計塔の前に集まって黙とうを行う来街者(昨年3月11日の様子)

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 東北大地震発生からちょうど2年となる3月11日14時46分、和光本館(中央区銀座4、TEL 03-3562-2111)時計塔の鐘が鳴る。

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 昨年の同日、初めて正時以外に鐘を鳴らして来街者に黙とうを呼び掛けた和光。新聞での告知記事などもあって同時刻の銀座4丁目交差点付近には歩けないほどの人だかりが発生。来街者は一様に時計塔を見上げて静かに1分間の黙とうをささげた。

 今年も内閣府からの「黙とうのお願い」を受け、「黙とうの目安」として実施。鐘は14時46分ちょうどから11回、1分後の14時47分にもう一度鳴らす。

 合わせて現在ショーウインドーでは、「新しい春を迎える喜び」と「忘れがたい思い」をイメージして色鉛筆で花々を描いたディスプレーを展開している。3月11日を境にした2部構成で、同日以降はこのディスプレーにインタラクティブな仕掛けを追加。演出は17時~22時に行う。

 「昨年は皆さまから想像以上の反応を頂き、鐘を鳴らした意義があったと感じている」と宣伝販促部部長の瀬能亜希子さん。今年も「和光からの追悼の気持ちを込めながら、黙とうの目安となるように協力できれば」と話す。

 ディスプレーは4月下旬まで続ける。

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