有楽町ロフト（千代田区丸の内3）内の「モレスキンアトリエ」で8月23日、「日本大学芸術学部＆MOLESKINE A celebration of creativity」が始まった。

「A celebration of creativity」で展示中の鶴沢弘樹さんの作品

　同アトリエは、同ブランドの日本でのオフィシャルショップ1号店として昨年9月にオープン。これまでワークショップ型のイベントを開いてきたが、学生とコラボレーションした展示は今回が初となる。

　期間中、同大芸術学部の学生が「和」をテーマに表現したモレスキンノートブック9点を展示。いずれも昨年、雑誌「＋81」が主宰開催したイベント「TOKYO GRAPHIC PASSPORT」と「日本大学芸術学部 芸術祭」で、コンペ形式で展示された中から優秀賞、奨励賞に選ばれた作品だ。

　作品にはスケッチを描いたもの、コラージュを施したもの、写真表現、表紙に彫刻したものなどがあり、実際にページをめくりながら鑑賞することができる。

　広報担当の植山なぎささんは「『和』には調和やつながり、日本、平和、友達の和、創造の和などさまざまな意味があり、作り手の想像力で自由に解釈できる。日本大学芸術学部のキャッチフレーズ『8つのアート1つのハート』にも通ずるものがあったため、今回のテーマに選ばれた」と話す。

　「『TOKYO GRAPHIC PASSPORT』と『日本大学芸術学部 芸術祭』で作品が展示された際も、来場者の皆さんは一冊一冊をとても熱心にご覧になっていた。どのノートブックも見応えのある力作なので、ぜひご自身の手でページをめくって、イマジネーションあふれる思考の旅をお楽しみいただければ」とも。

　営業時間は10時30分～21時30分（日曜・祝日は21時まで）。入場無料。9月1日まで。