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フィルムセンターで特集「逝ける映画人を偲んで」 75作品を上映

「さらば愛しき大地」

「さらば愛しき大地」

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 東京国立近代美術館フィルムセンター(中央区京橋3)で現在、「特集・逝ける映画人を偲(しの)んで2015~2016」が開催されている。

「マル秘女郎責め地獄」

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 「日本映画の輝かしい歴史を築き、惜しまれながら逝去された映画人の方々を、それぞれの代表的作品を上映することで追悼する」同特集上映は、2年ぶりの開催。

 2015年1月1日から昨年12月31日の間に亡くなった人たちを対象に、愛川欽也さん、阿藤快(海)さん、安藤昇さん、加藤武さん、白川由美さん、中川梨絵さん、根津甚八さん、萩原流行さん、平幹二朗さんといった俳優をはじめ、監督、脚本家、美術・音楽・照明を手掛けたスタッフなど、合計80人以上の映画人の業績を回顧・顕彰する。

 上映されるのは「土」「トラック野郎 突撃一番星」「日本暗黒史 情無用」「博奕(ばくち)打ち 総長賭博」「マル秘女郎責め地獄」「名もなく貧しく美しく」「てなもんや三度笠」「天空の城ラピュタ」など、さまざまなジャンルの75作品(68プログラム)。

 フィルムセンターは同特集の一環として11月に、原節子さんの出演作品を集めた「原節子選集」の開催を予定している。

 料金は一般520円ほか。月曜休館。9月10日まで。

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