千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園1)地下1階の日比谷コンベンションホール(大ホール)で7月4日、講演会「池波正太郎の食卓」が開催される。
池波正太郎さんは東京・浅草生まれの小説家。さまざまな職業を経て小説家になり、1960(昭和35)年に直木賞を受賞。1960年代後半~1980年代に書いた「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」「真田太平記」などの歴史・時代小説は多くの読者を獲得した。
池波さんは食についても造詣が深く、作品中には食べ物に関する印象的なシーンがしばしば登場するほか、食に関する随筆も多く残している。
講師を務める文芸ジャーナリストの重金(しげかね)敦之さんは、「週刊朝日」編集部在籍時に池波さんの担当として「食卓の情景」や「真田太平記」などの作品の連載から刊行までをサポートした人物。今回は食を通じて「池波ワールド」の魅力を語る。
開催時間は19時~20時30分。参加費は1,000円ほか。定員は200人。