築地本願寺(中央区築地3)で8月1日~4日、毎年恒例の「築地本願寺納涼盆踊り大会」が開催される。
今回で71回目となる同催しは例年、近隣の住民や仕事帰りのサラリーマン、遠方から訪れる観光客など多くの人が訪れる。昨年は4日間で約7万人が来場した。
同寺は昨年、「開かれたお寺」を目指す「『寺と』プロジェクト」の一環として前庭などの整備を行っており、今回はその後初めての盆踊り大会となる。
「築地音頭」「ホームラン音頭」「これがお江戸の盆ダンス」「東京音頭」などの曲に合わせて踊る盆踊りの合間には、大江戸助六太鼓による太鼓の生演奏も披露され、3日には恒例の「仮装大会」も予定する。
会場には「鳥藤」「きつねや」「松露」「菅商店」といった築地の有名店が出店し、焼き鳥、唐揚げ、牛もつ煮込み、卵焼き、鶏シュウマイなどのフードメニューや生ビール・ソフトドリンクを販売する。
広報担当の龍谿乗淳(たつたにじょうじゅん)さんは「今年も地域の皆さまに協力を頂いて盆踊り大会を開催できることが大変うれしい。多数のお問い合わせも受けており、例年以上の盛り上がりを期待している」と話す。
「この盆踊り大会を通して、地域コミュニティーの中心的役割を築地本願寺が担い、地域の皆さまと共に築地の興隆につなげることができれば」とも。
開催時間は1日~3日=19時~21時、4日=18時~20時30分。