創業134年の中国・広州の広東料理店「蓮香楼（れんかろう）」（TEL 03-5579-5988）が9月29日、「Clover GINZA（クローバー ギンザ）」（中央区銀座2）7階にオープンした。

「蓮香楼」の店内

　蓮香楼は、中国・広東省広州市で1889年に創業した広東料理店。伝統的な広東料理を提供するほか、ハスの実あんを詰めた広東式月餅の発祥の店としても知られる。中国本土と香港以外では初の海外出店。日本の食材を生かしたアレンジで広東料理を提供する。店舗面積は約137平方メートル。席数は50席。

　メニューは、北京ダックとは異なり皮だけではなく肉と一緒に食べる「広東式ダック」（2,800円）、山梨県のブランド豚「富士ヶ嶺（ふじがね）ポーク」を使った「広東式腸詰」（1,800円）、北海道産のホタテを自社で作るXO醤（エックスオージャン）で炒めた「生ホタテのXO醤炒め」（2,980円）などのアラカルトメニューのほか、「前菜の5種盛り合わせ」「蒸し点心2品」「蓮華楼仏跳牆（ぶっちょうしょう＝スープ）」「車海老（えび）の広東スパイシー炒め」「和牛とポルチーニ茸（たけ）炒め」「ライチの黒酢酢豚」「広東野菜のXO醤炒め」「牛肉のライスヌードルソース炒め」「本日のデザート」からなる「香港コース」（1万8,000円）などのコース料理も提供する。

　営業時間は、平日＝11時30分～15時、17時～23時、土曜・日曜・祝日＝11時30分～22時。別途サービス料10％がかかる。