資生堂、「肌色の悩み」に対応する美容施設を開設

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 資生堂(本社=銀座7)は6月21日より、顔や首のあざや白斑(主に顔や首の色素が白く抜ける症状)など、肌色に何らかの悩みを抱えている人を対象にメーキャップアドバイスを行う美容施設「資生堂ソーシャルビューティーケアセンター(TEL 03-3289-2262)」を同社本社内に開設する。

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 同社はこれまでに、東京慈恵会医科大学付属病院や昭和大学病院などの医療機関と連携し病院内で皮膚に疾患や傷跡を抱える人にメーキャップ技術のアドバイスを行う「セラピーメーキャップ活動」を行っており、同施設の開設により「医療と美容の融合を強化する」という。

 施設は完全予約制でプライバシーが保たれ、医療機関での専門教育を受けたスタッフが、それぞれの肌色の悩みに適したファンデーションでカバーする技術や希望に合わせたメーキャップのアドバイス・施術を無料で行う。同社広報担当者は、「これまではセラピストが個別に対応していたが、すべての方が美しくなるためのお手伝いをするという化粧品メーカーとしての社会的責任を果たすためにこの施設を活動の拠点とし強化していきたい」と話している。

 また、同社が開発した光フィルター技術「メラノカラーパウダー」を配合し、色素が白く抜けた部分にメラニン由来の色調を演出しながら光を透過させ、血流の赤みを透かすことで肌色に見せることができるファンデーション「パーフェクトカバー ファンデーション VV」(3,150円)を先行配置する。営業時間は11時~19時。日・月・祝日休。

資生堂

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