松坂屋銀座に暮れの風物詩「ジャンボ門松」登場-職人が手づくり

ジャンボ門松の登場で松坂屋銀座店に一足早くお正月ムードが漂う

ジャンボ門松の登場で松坂屋銀座店に一足早くお正月ムードが漂う

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 松坂屋銀座店(中央区銀座6、TEL 03-3572-1111)正面玄関両脇に12月16日、銀座の暮れの風物詩となる2本の「ジャンボ門松」が登場し、一足早く訪れたお正月ムードに街行く人々も足を止め見上げている。

門松を組み立てる「も組」組頭の中村達太郎さんら

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 「来年が良い年になりますように」(同店)という願いをこめ今年は大安の日を選び設置されたジャンボ門松。天候にも恵まれた当日、江戸消防記念会 第一区五番組「も組」組頭の中村達太郎さんが指揮し、ほか3人で朝8時30分から約4時間かけて竹や松の枝から門松を作り上げた。その大きさは高さ12尺(3.6メートル)、太さ2.6メートル、重さ120キロ。

 今年の門松は1924年の開店当時より設置する伝統的な形のもので、手順は支柱を立てた後、まっすぐに切った太い竹3本を立て、その周りに松の枝を立て、適当な太さになれば「こも」を巻き縄で縛り完成させるもの。最近では職人が現場で材料から組み立てる姿はほとんど見られなくなったといい、その手際の良さと光る職人技に思わずため息も漏れるほど。

 日ごろはトビとして活躍する「も組」メンバーは、これを皮切りに銀座中の門松を手がけていくという。設置は1月7日まで。

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