ニコラス・G・ハイエック センター（中央区銀座7）14階「シテ・ドゥ・タン銀座」で6月19日、「オメガ スピードマスター月着陸40周年記念エキシビション」が始まった。

　1969（昭和44）年、アポロ11号が人類初の月着陸を果たして今年で40周年。当時、NASAが実施した宇宙環境を想定した過酷な11のテストに唯一合格したのが、オメガを代表するクロノグラフ「オメガ スピードマスター」だった。

　アメリカの国家威信を掛けたプロジェクトにスイス製品が使われるとあり、当時物議も醸したが、最終的には宇宙飛行士の正式な装備品として採用されたという。ニール・アームストロング船長に続き、月面に降り立ったパイロットのバズ・オルドリンさんに携行され、月で時を刻んだ最初で唯一の時計としても知られる。

　会場内は照明を落とし宇宙をイメージした空間を演出。歴代のスピードマスターや宇宙服、NASAアポロ計画を中心とした有人宇宙開発の歴史をたどる年表などを紹介するほか、同ビル1階には月面探査車「ルナ・ローバー」も展示する。

　同展開催に合わせ、「オメガ スピードマスター プロフェッショナル月着陸40周年記念モデル」（世界限定7,969本＝54万6,000円）も販売する。

　開催は金曜・土曜・日曜・祝日・最終日のみ。開催時間は金曜・土曜・最終日＝11時～20時、日曜・祝日＝11時～19時。7月21日まで。問い合わせはオメガお客様センター（TEL 03-5952-4400）。