銀座に「フランフラン」旗艦店-ギャラリー風空間でアート色打ち出す

「グランママル」の巨大なシマウマのオブジェ。10分おきに風船状になった白い羽がふくらみ上下に動くしかけも。

「グランママル」の巨大なシマウマのオブジェ。10分おきに風船状になった白い羽がふくらみ上下に動くしかけも。

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 バルス(渋谷区)が展開するインテリアショップ「Francfranc(フランフラン)」の旗艦店「GINZA Francfranc」(TEL 03-5524-2111)が3月13日、Velvia館(中央区銀座X)5階にオープンした。4階には同館オープン時より、同社が経営する「BALS TOKYO GINZA(バルス トウキョウ ギンザ)」が出店している。

関連画像(銀座店先行販売コーナー)

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 全国113店舗のほか、アジアで9店舗を展開するフランフラン。既存店の標準店舗面積が100坪であるのに対し、同店は326坪と大型店になる。今後は渋谷店、銀座店、5月にオープンする青山店を情報発信型の旗艦店として位置付ける。

 「ギャラリーが立ち並ぶ銀座」(同社)からインスピレーションを受け、「アートギャラリー」をテーマに既存店と比べアート色が強い店舗ディレクションを行う。什器や内装を白で統一し、「ギャラリーのような空間に仕上げた」(バルス販促チームの辻井さん)。品ぞろえもパステルカラーの中心の既存店に対し、同店ではモノトーン系の商品を多く扱う。

 店内各所に配置するインスタレーションは、日比野克彦さんのディレクションで若手作家が手がけたもの。3カ月ごとに設けたテーマに沿って展開し、現在は「アニマル」をテーマに、野生動物のオブジェを展開するインポート商品「グランママル」のシマウマやシロクマなどの巨大なぬいぐるみが存在感を放っている。

 初めて設けたマガジンコーナーでは43タイトルのライフスタイルマガジンを販売するほか、CDスペースではハウス・エレクトロニカ・Jポップなど160タイトルを集めた。銀座店限定商品のiPhoneケース(3,800円)や先行商品のトートバッグ(1,000円)なども販売する。

 2010年春夏ラインでは大人に向けた商品開発を行うなど、既存店に比べ年齢層も高めに設定する。狩野店長は「平日はゆとりを持ってお買い物をされる女性の方が多く、夕方は会社帰りのOLさんの姿が見られる」といい、「既存店に比べ客単価も高い」と話す。

 営業時間は11時~21時。

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