資生堂、老朽化に伴い本社社屋建て替え-ロオジエ、2013年まで閉店

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 資生堂(中央区銀座7)は8月2日、銀座並木通りの本社社屋(同)の建て替えを発表した。

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 1972(昭和47)年3月に竣工した本社社屋は、事業拡大に伴い手狭になったことを理由に2003年5月にオフィス機能を汐留(港区)に移管していた。現在も本社として一部のスタッフ部門、子会社のオフィスのほか、1階にはミシュランガイド東京で三つ星を獲得したフレンチ「ロオジエ」、「資生堂ライフクオリティービューティーセンター(以下SLQセンター)」「ハウス オブ シセイドウ」などの店舗がテナントとして出店しているが老朽化が進み建て替えを行うこととなった。

 新社屋は地下2階・地上10階建てで、延べ床面積は約8,900平方メートル。高さは48メートル。オフィス機能に加え、一般利用が可能なホールや店舗、資生堂の歴史や文化を紹介する展示コーナー、公共機能を有するビルを検討しているという。解体は来年5月から始まり、2013年8月末の竣工を予定している。

 ロオジエは来年3月31日で一時休業し、新社屋竣工時に再オープン。SLQセンターは別施設に移動し運営を続行し、「ハウス オブ シセイドウ」は閉鎖する。

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