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銀座の音楽バーでチャリティーライブ-「銀座も元気取り戻して」

会場となるミュージックバー「ブギウギ銀座」

会場となるミュージックバー「ブギウギ銀座」

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 銀座のミュージックバー「ブギウギ銀座」(中央区銀座6、TEL 03-5568-8221)は3月18日まで、アンプラグドのライブ企画「赤い鳥 東北大震災 チャリティーイベント」を開いている。

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 主催は、同店スタッフで昨年から童謡をテーマにしたライブ企画「赤い鳥」を手がける矢澤一範さん。節電や自粛などでイベントを中止にするライブハウスが多い中、「周りのミュージシャンたちが今後に不安を抱えている」と矢澤さん。「ミュージシャンもお客さんも含め、震災情報に気が張り詰めている東京の人々に音楽を通して元気を取り戻してもらえれば」と、今回のチャリティーイベントを発案した。

 入場無料で、ライブは節電のためアンプラグドで実施。出演料は来場者からの「投げ銭」で賄い、参加ミュージシャンは集まった投げ銭から任意で募金を行う仕組み。バーの売り上げの一部も義援金に充てる。

 13日の企画直後から知り合いのミュージシャンらに声をかけ、ライブは翌14日からスタート。初日の来客は数人だったが、ツイッターでの告知などによって15日には30~40人が来店。参加者からは「活動の場がなくモヤモヤとしていた気分が晴れた。やって良かった」との声もあったという。これまでの2日間で集まった金額は「店の売り上げ以外で6万円ちょっと」。

 参加アーティストは、大道芸の「バーバラ村田」さん(18日)、全身網タイツのシャンソン歌手「蜂鳥あみ太=4号」さん(18日)、SMAPのアルバムに作詞楽曲の提供なども行う逢坂泰精さん(18日)など13組で、「志願があれば今後も参加人数は増える」という。

 矢澤さんは「震災の影響で経済が硬直してしまうのも日本にとって打撃。ライブで音楽を楽しんで、銀座を元気にしていきたい」と話す。

 開催時間は20時~22時。

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