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東銀座に一軒家ピッツエリア店「ヴォメロ」-ピザ職人がまき窯で焼き上げ

黄色い外壁とオープンテラスのファサードが特徴の一軒家ピッツエリア&トラットリア「Vomero」

黄色い外壁とオープンテラスのファサードが特徴の一軒家ピッツエリア&トラットリア「Vomero」

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 ピザ職人がまき窯で焼き上げるピッツエリア&トラットリア「Vomero(ヴォメロ)」(中央区銀座3、TEL 03-6278-8984)が4月18日、東銀座にオープンした。

吉武紀英さんが焼き上げる「マルゲリータ」

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 運営はポジティブ&ブレイン(渋谷区)で、「デリツィオーゾ イタリア」(渋谷区)、「ボナイタリア」(豊島区)などのイタリアン業態を中心に9店舗を展開。「まき窯を使ったピッツエリアが少なかったこと」「新・歌舞伎座が開業を控え、今後発展していくエリアだったこと」などを背景に、10店舗目となる同店で銀座に初進出を果たした。

 店舗は、マガジンハウスに近い2階建ての一軒家。植物を並べたオープンテラスや広い窓など「風が入る」空間づくりが特徴。ナポリがレモンの産地であることから土壁の壁面に黄色を配色し、店内に絵皿を飾るなど「ナポリらしさ」を表現した。

 店舗面積は約37坪。1階キッチンの前面には、ナポリから輸入したという窯を配置し、来店客はピザを焼き上げる様子を眺めることができる。階段は吹き抜け構造で、2階は約3.5メートルの天井高がある。席数は、1階=24席、2階=30席。

 ピッツァイオーロ(=ピザ職人)を務めるのは、「真のナポリピッツア協会」認定店出身で18歳から窯焼きを始めて20年という吉武紀英さん。ピザ生地は伊・サンフェリーチェ社と日清製粉の小麦粉を配合。直径約30センチの「インパクトのあるボリューム感」と、サックリと歯切れがいい「アゴの疲れない硬さ」(吉武さん)に気を配る。マルゲリータは1,200円。

 コースは3,500円で、2人で注文する場合ピザ、パスタ、リゾットから2品、メーン料理1品、デザート2品をアラカルトメニューから選択する仕組み。「皿からはみ出るくらい」(大城裕二シェフ)に魚介類を盛り付けるパスタやフリットなど、「素材の味を生かしたダイナミックな料理」が特徴という。

 ワインはイタリア産を扱い、デーリーワイン(2,800円~3,800円)としてスプマンテ3種、白・赤各15種をラインアップ。グラスワインは500円。

 マネジャーの井澤宰(おさむ)さんは「地元の人に10年でも20年でも愛してもらえるような、いい意味でお客さんとの距離が近い店にしていきたい。下町のピッツエリアが好きな仕事帰りの人にも、ピザ1枚からでも軽く飲んで食べてもらえれば」と話す。

 営業時間は、平日=11時30分~15時30分・18時~23時30分。土曜=12時~16時・17時30分~23時。日曜定休。

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