今月15日にオープンが迫った「アバクロンビー＆フィッチ 銀座店」（中央区銀座6）で12月10日、話題を集める「ストア・モデル」のお披露目が期間限定で始まった。

　12月とは思えない陽気に恵まれた同日、国内でスカウトされたストア・モデルのほかロンドンやニューヨークから駆け付けた男性ストア・モデル約20人が銀座店前に登場。ジーンズを腰位置で履き、ジャケットと赤×ネイビーのチェックシャツをはだけ、筋肉質な腹筋をあらわにするストア・モデルたち。通行人からは「全員、イケメン」「かっこいい」「裸がセクシー」など若い女性の声が飛び交うほか、外国人観光客らが記念撮影を行う姿も見られた。

　銀座店だけで男女合わせて200人弱のストア・モデルを起用していることも明らかに。さまざまな憶測が飛んでいた国籍については日本人のほか、欧米とのハーフやクオーターなどの男女を起用した。アバクロのブランドイメージが「力強さ」「健康美」を前面に打ち出すことから男性ストア・モデルのみのお披露目となる。

　各フロアに配置するストア・モデルは、「店内のエネルギーを表現する存在としてのポジショニング」になるという。広報担当者は「店内の音楽にのって踊ったり、来店客へ『What’s going on?』『Hi!』など明るくあいさつを交わしたりする」とし、「ディスプレーや会計などの業務は行わない」と説明する。

　ストア・モデルが店頭に姿を見せるのは11時～16時。今月15日まで。