「築地銀だこ 築地本店」が6月9日、オープンした。経営はホットランド(中央区新富1)。
今年3月、創業20周年を迎えた「築地銀だこ」。群馬県にあった1号店は今年2月、入居していた施設の閉館に伴って閉店しており、今回、屋号の由来でもある築地に「本店」をオープンすることになった。
店舗面積は7.22坪で、テークアウトがメインだが5席のイートインスペースも用意。築地周辺に住む人、オフィスワーカーに加え、国内外の観光客もターゲットとする。想定客単価は800円~900円。
「たこ焼」(8個入り、550円)は国産のマダコを使い、削り立ての国産かつお節をトッピングして提供する。同社広報室の丸山美嘉さんは「削り立てのかつお節を使用することで豊かな風味を味わっていただける」と話す。
ほかに「ねぎだこ」「チーズ明太子(めんたいこ)」(以上、同、650円)や、期間限定メニューの「青じそおろしポン酢」(同、680円)などを取りそろえ、ビールやソフトドリンクも用意する。
丸山さんは「2020年に向けて日本が世界から注目される中、築地周辺には国内外の観光客がさらに多くお越しになると見込んでいる。日本食文化の窓として、和のファストフードであるたこ焼きをお召し上がりいただきたく、築地本店を旗艦店としてオープンする」と話す。
営業時間は9時~19時。