松屋銀座に「銀座目利き百貨街」-クリエーター49人が出店、目利き自慢

イヴ・クラインの青色「インターナショナル・クライン・ブルー」を讃える西野嘉章さんの作品「イヴクライン讃」。中には「ラピスラズリ」が入っているという
 

イヴ・クラインの青色「インターナショナル・クライン・ブルー」を讃える西野嘉章さんの作品「イヴクライン讃」。中には「ラピスラズリ」が入っているという  

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 松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)8階大催場で9月9日より、企画展「銀座目利き百貨街」が開催される。

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 同展は49人のクリエーターが仕事以外の分野でそれぞれが目利きとなり選んだ商品を展示・販売する企画展。会場内には49店舗から成る商店街が登場する。

 各店舗には屋号が付けられ、ロゴデザインは佐藤卓さんが手がけた。出店するのは杉本博司さんが店主を務める「杉本昭和堂」、小山薫堂さん「小山くん堂」、深澤直人さん「ハト時計店」、松岡正剛さん「見開屋」、仲條正義さん「傘燦々」など。

 杉本さんは「昭和」という時代に焦点を当て、これまでに収集してきた天皇陛下や美智子皇后などが表紙に登場する「TIME」34冊(2,000円~2万円)を販売。小山さんは「文字の切り売り」で生原稿を販売。自身の原稿を1文字178円で換算し、文字数に準じて販売価格を決める。

 同ギャラリーの土田さんは「普段では見かけない、逸品、希少品、珍品の数々を取りそろえている企画。それぞれの個性が表れた目利き自慢が楽しめる」と話す。

 開催時間は10時~20時(9日は19時、14日は17時まで)。入場料=800円。今月14日まで。

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